母体となるのは、児童劇団「大きな夢」です!

 劇団代表の青砥洋先生によって平成5年10月に発足した児童劇団「大きな夢」は、営利目的や商業主義の団体とは一線を画し地域に根差したスタイルでの運営、独自のネットワークによって全国各地で活動を展開している日本で唯一の子どものためのミュージカル劇団です。 地域に密着し、地元の活性化や文化発展にも貢献している実績、またその完成度の高さや情操教育的な面が評価される形で広がりをみせ、現在全国26か所で700人以上の劇団員が在籍しています。(児童劇団「大きな夢」HPより)

札幌「大きな夢」って?

 児童劇団「大きな夢」創設者、青砥先生の「多くの子どもたちに『ミュージカル』を創ることの楽しさを体験して、豊かに育ってほしい」という理念の元、各地に児童劇団が旗揚げされました。その9番目の劇団として2004年9月に立ち上げられたのが、札幌「大きな夢」です。その後2022年に児童劇団「大きな夢」札幌子どもミュージカルに名称改訂を行い、立ち上げ以来20年間、始まりの想いを大切に、ミュージカルを通して情操を育む活動に熱心に取り組んでいます。明るく、熱心に、真剣に、仲間を大切にする子どもたちが、主体的に活動に取り組み、練習に汗を流しています。

ミュージカルって初めてでも大丈夫?

 今の劇団員たちもミュージカルの経験がなかった子どもたちがほとんどです。ですからミュージカルはもちろん、ステージ発表の経験がない方も安心して参加することができます。仲間や信頼できる講師の皆さんが丁寧に、そして一人一人に合わせて指導してくださいます。初めてでも絶対に大丈夫!

一流のプロの指導で身に付く「確かな力」

 子どもたちを指導する講師の方々は現役のプロの指導者で、レッスンのたびに東京の本部から来ていただけます。どなたも一流の指導者であり、各先生がご自身の専門を中心に歌やダンス、演技などをご指導くださいます。その指導は圧倒的で、子どもたちは見る間に成長し、確かな力を身に付けていきます。プロの指導を経験してみませんか。また、指導者の先生方はどなたも愛情が深く、子どもたちに対して時には優しく、時には厳しく、いつでも慈しみ深く、親身になって接してくれます。そのおかげで、子どもたちは確かな力を身に付けるだけでなく、人としても大きく成長させていただいています。

育まれる情操や豊かな感性は一生の宝物

 ミュージカルは総合的な表現であり、自分の内面が観客に伝わり、感動を広げていきます。子どもたちは練習を通して、「一生懸命一途に打ち込む心」「仲間を信じてともに支え合う想い」「自分の限界を超えようとする強い意識」「相手を想い受け入れる優しさ」「あたりまえの毎日に対する感謝」など、多くの豊かな感性を知らず知らずのうちに育んでいきます。ここで身に付けた感性や情操は、卒団してからも自分を支えるかけがえのない宝物となります。札幌「大きな夢」は、小学校低学年から高校生まで学校では考えられない年齢差の子どもたちが、同じ目的をもって、児童委員を中心として主体的に活動しています。そのつながりは兄弟のようでもあり、切磋拓磨するライバルでもあり、支え合う親友のようでもあります。そのつながりが、豊かな心を育ててくれているのだと思います。